和歌山ボードゲーム遊戯会

和歌山県紀の川市粉河にある古民家・山﨑邸。
現在は創cafeというお店が入っており、そこのスペースをお借りしてボードゲームを楽しもうという会です。

ボードゲームと言うと、人生ゲームなどの双六を思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。
カードゲームから、コンポーネントと呼ばれるパーツを多用する複雑かつ豪華なゲームまで、様々あります。
また、ドイツがボードゲームの本場ですが、日本でもインディーズから機運が盛り上がっています。
ここがそんな幅広く奥深い世界の入り口になれれば幸いです。
みんなでにぎにぎと盛り上がりましょう!

9月17日、第20回和歌山ボードゲーム遊戯会が催されました。

……なのだが、私は悲しい。

信頼していた部下に裏切られる日が来ようとは。

それは突然のことだった。

私は愛用しているシガレットボックスを開いたんだ。

すると……、そこに入れておいたはずの宝石がひとつも無くなっているではないか!

まさか、部下の誰かが?

いや、そんな……こと……あるはず……無い……と思いたい。

んが、仕方がない。

ここは徹底的に調べ上げて裏切り者を始末してやる!

マフィア・デ・クーバ ちゃらちゃらちゃらららら~♪
私は部下たちを招集し、一人一人問いただすことにした。
皆、なぜ集められたか分からないという顔だ。
しかし忠実なる部下だと思っていたこいつらの中に盗人が、裏切り者がいる。
もしかしたら一人ではないかもしれない。
心を満たすのは疑心暗鬼の感情。
もう、誰も信じられはしない。
私は沈黙を破り、部下たちに目を移した。
そして――、

「君が見たとき、ダイヤは何個入っていたかね?」
「君は……誰だね?」
「君はダイヤを取ったかね?」

ふむ、怪しい奴が居た。
私は至極落ち着いて、だがしっかりと眼光で串刺しにしながら命令する。

「持ち物をすべて出したまえ」
 
こうして宝石はすべて取り返した。
けれど犯人は複数人……。
私の心には大きな穴が空いていた。
信頼していた腹心たちに裏切られたという事実と現実。
もう、マフィアのボスであることがむなしくなっていた。
田舎に戻ろう。
純粋だった子ども時代の思い出が残る故郷に。
こうして私はマフィアのボスの座から降りたのだった。

~ Fin ~

田舎に帰ったものの、両親が他界した私には、粗末な木の小屋ふたつと荒れた土地しか残されていなかった。
しかもちょうど同じ時期に、土地を開墾しようと他に3人もの人間が集まっていたのだ。
その連中と酒をくみ交わしている内に、誰が1番成功するかという話題になった。
どいつもこいつも血気盛んな奴ばかり。
と言いつつ、私も久しぶりに競争心が湧いて来ていた。
面白い。
これでも一代でマフィアを築き上げた実績があるんだ。
この勝負でも絶対に負けやしない。
そして私には落ちぶれても付いて来てくれたワイフが居る。
2人で力を合わせればきっと……!
アグリコラ:リバイズドエディション
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私は農作に目を付けた。
他の連中と同じことをしていては勝てやしない。
ブレずに自分の信じる道を行くしかない。
土地をたがやし、種をまき、収穫する。
そして手に入れた麦をパンに調理し、自分たちが食べるものも確保した。
時にはまなび舎で技術も身につけ、作業に役立てる。
とは言うものの、畑だけでは厳しいので、余裕が出て来たら家畜も飼うことにする。
今のところは破綻はない。
たが言い換えれば爆発力もそんなにない。
ライバルたちは家を増築し、家畜も沢山育て、しかも様々な恩恵にも助けられている。
一向に差が縮まらない中、私とワイフの間に待望の子どもも生まれた。
子ども成長することで手伝いをしてくれたものの、追い上げならず、期限の月日が経ち、私は1番になることはできなかった……。

だが、なんだか気分がいい。
汗水垂らして働くことの喜びを知り、家族が増えた。
これ以上の幸せはないと思う。
もちろん勝てなかった悔しさもあるが、それはひとつの結果に過ぎないのだ。
私は今回得た過程に満ち足りていた。
またこれからも畑を耕し、家畜の世話をしてゆくだろう。
息子のためにも、ここをより良いすばらしい故郷にしてやるのだ。

~ Fin ~
 
というわけで、今週のハイライトのみを抜粋はしてみました。
あっ、お酒は飲んでいませんよ。フィクションを交えてます。
もはやすべての卓を把握するのは無理ですし、ゲームのルール説明を書くよりもこっちの方が面白いかなぁと思いまして(^^;
毎回より良い記事を模索しています。

では、次回10月にお会いしましょう。
またのお越しをお待ちしています。
もちろん新規さんも大歓迎
ですよ-☆

次回開催日は、9月17日土曜日の夜です。

時間は午後17時~21時頃までを予定。
延長の可能性アリ

スターティングゲームは、とくに決まっていません。
遊戯会に、「これがしたい!」というゲームを持ち込んでも大丈夫です。
ボードゲームだけでなく、TCGでも、オリジナルゲームでもいいですよ^^

初回は無料。
2回目の参加からは会費として200円をいただきます。
会費はゲームの購入など、遊戯会の活動に当てられます。

ただし、ゲームを持って来てくださったり、寄贈をしてくださった方からはいただきません。

見学だけでももちろんOK。
飛び込みも歓迎します。
中学生以下は保護者の同伴が必要です。

カテゴリー「基本事項」と「アクセスマップ」にお目通しをお願いします。
ご質問がありましたら、コメント欄にどうぞ。
良識を守り、みんなで大いに楽しみましょう!

8月20日、第19回和歌山ボードゲーム遊戯会が催されました。

スターティングゲームは、白浜からお越しのNさんによる「ごいた」のレクチャーから。

ごいたとは、石川県能登町宇出津(うしつ)地区にて、百年ほど前から遊ばれ続けている伝統ゲームだそうです。
駒は将棋に似ていますが、裏面は書かれていません。

4人対戦で、2人対2人で戦います。
ルールは、
まず駒を各自8枚裏向きのものを取り、手持ちにします。

相手の攻め駒に対して同じ駒なら受けることができます。
そしてこちらは相手が受けづらい駒を選択し、出すわけです。

こう書きますと至ってシンプルですが、ペア戦であることを忘れてはいけません。
つまりパートナーが何を持っているか、自分の駒を出すことで有利に運ぶことを意識するわけですが、いやはや初心者にはそんな高度なことはなかなかできません(^^;
ある程度セオリーがあるらしいですが。

2戦目は筆者は抜けて、別卓へ。
そこでは「コンプレット」をおこないました。
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スタート時点では各プレイヤーが持つ木製タイルはすべて伏せられています。
その裏には1~100までの数字が書かれていて、目指すのは手持ちタイルを左から右へ昇順に並べすべて表向きにすれば勝ちとなります。

始めの数ターンは中央のタイルを手持ちタイル列に加えるだけですが、22個になってからは、自分の裏向きタイルと交換しなければ加えることはできません。
交換は手持ちの裏向きタイル1個を取り、取ったところに入れます。

それを繰り返すだけなのですが、なかなか難しい。
一度表向きになったタイルは取り除けないので、数がそろい始めると詰め詰めになって新たに加えられない事態も発生します(その場合、表向きのまま中央に返す)。
また、加えたタイルと手持ちが連番となったときは、もう一手番おこなえるのですが、すでに埋まっていたりして簡単に狙うことができません。
それでも筆者以外の皆さんはわりかしそろえ、ずっと俺のターンしちゃってましたが。

そしてもう1つのルールとして、タイルを手に入れる代わりに、手持ちタイルの一部を別の場所に移動させることもできます。
それにより、すでに中央で表向きになっているタイルの予約が可能になるわけです。
つまり、それをおこなうことで、他の方がそのあとに同じタイルを手に入れようと移動させても自分の方が手番が早いために確実に取れるということ。

そういうのを繰り返してゆくわけですが、筆者の前の手番のHさんが、筆者の欲しいタイルをどんどん取ってゆかれるorz
後手後手に回り、結局2戦したものの、すべてHさんが勝利をもぎ取っていかれました。

シンプルながらに白熱するゲームです。

お次は「ひも電」というこんなアイディアがあったのかというゲーム。
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ひも電は、駅舎タイルを山札から引いて、自分の線路であるひもで繋いでゆき勝利点を稼いでいくものです。
まさかこんなメカニクスがあったのかと思わず感心。
相手の線路をまたいだら失点があるので皆さん慎重に線路を拡張してゆきます。

ですが、筆者は山と川を他のプレイヤーと挟んだ場所にいるので、悠々自適に線路を拡張できました。
最終的にそういうアドバンテージもありつつ、1本ある長いひもで大量リードし、勝利を収めることができました。

これは10年前ぐらい前の同人ゲームだそうですが、よく出来ていると思います。

お次は「8分帝国 - 伝説」。
写真を撮るのを忘れますた……。

これは4つのボードに描かれた島の支配を目指すというもの。
それぞれ初期資金と軍隊駒を貰いスタート。

島はいくつかのエリアに分かれているのですが、そのエリアに対して影響を与えるには場札を購入しなければなりません。
場札には色々効果があり、購入すればすぐに発動します。

場札は左から右へと高額になり、1枚取られたら左へとずれ、補充されます。
つまり、最初は高くても、待っていれば安くなるわけです。
んが、そんなことしてたら誰かに取られるので、悠長なことはしてられません。

また場札には、特定の場札をそろえていれば勝利点が加算されるものもありますので、そういうものも狙う必要があるわけです。

とは言うものの、筆者がそろえようとしていた場札のシリーズがなかなか出ず。
ですので、それは見切りを付け、本筋である島の制覇を目指します。

とにかく物量だと、拠点を立てたり、大量の部隊駒を派遣したり。
その結果――あれ? 勝ったの誰だっけ。
忘れますた(^^:
筆者が逃げ切ったんだったかなー。


そんなお茶目っぷりを発揮しつつ、21時を迎えましたので重めのゲームをラストのつもりで始めます。
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タイトルは……「グレ……グリ……」
忘れますた( ゚Д゚)

いわゆる拡大再生産もので、タイルを獲得してゆき勝利点を稼ぐというものです。

ただ、獲得の仕方が変わっていて、中央ボードに描かれているすごろくのようなマスに自分の駒とタイルを並べ、一番後方にいる駒から好きなタイルの元へ移動し獲得します。
取ってタイルの位置によってはずっと俺のターンも不可能ではありませんが、タイルはランダムに山札から引かれますし、獲得コストがあるものもあるのでそうはうまくいきません。

またタイルには道や川が描かれているものがあり、それを繋げないと隣接することができないのや、タイル上のミープル駒が隣接していないと配置できないなどいくつか制約もあります。

そして、タイルの中には獲得することで特殊カードが手に入るものもあります。
それにより、一気にアドバンテージを稼ぐ方もおられました。

筆者はタイル獲得に遠くまで移動し過ぎて、なかなか自分の手番か回ってこなかったり、取るタイルの選択をミスしたりと伸び悩み。
確実に勝利点稼ぎを目指していた方が勝たれました。

やはりこういうゲームは堅実さが一番……いえ、やはり一発どかーんとロマンを求めないとね( ゚Д゚)
次する機会があればもっと大胆に行きまっす。

予定より時間がかかったものの、Yさんが「ハゲタカのえじき」をやりたいとのことで、それをラストにボードゲーム会は閉幕となりました。
お疲れ様でした。

他の卓では「コードネーム」や「フレスコ」もやっていたようですね。

というわけで、15日のボードゲームカフェも含めると2連チャンとなりましたが、どちらも充実し、楽しかったです^^
オリジナルゲームの参考にもなりましたしね!

では、次回9月にお会いしましょう。
またのお越しをお待ちしています。
もちろん新規さんも大歓迎-☆

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