和歌山ボードゲーム遊戯会

和歌山県紀の川市粉河にある古民家・山﨑邸。
現在は創cafeというお店が入っており、そこのスペースをお借りしてボードゲームを楽しもうという会です。

ボードゲームと言うと、人生ゲームなどの双六を思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。
カードゲームから、コンポーネントと呼ばれるパーツを多用する複雑かつ豪華なゲームまで、様々あります。
また、ドイツがボードゲームの本場ですが、日本でもインディーズから機運が盛り上がっています。
ここがそんな幅広く奥深い世界の入り口になれれば幸いです。
みんなでにぎにぎと盛り上がりましょう!

8月19日に第31回和歌山ボードゲーム遊戯会が催されました。
すでに16時半からご来訪される方も居て、早々に会が開かれます。

まず卓が立ったのは、「桜降る代に決闘を」でした。
しかも新拡張セット込みでのプレイです。
両者ともにふるゆにを愛するプレイヤー。
お一人は遊戯会のスタッフSさんで、もっとふるよにをやり込みたいと思いつつ、なかなか出来ていないお方。
もうお一方はふるよにのイベントにも積極的に参加し、プレイも重ねている熟練者SKさん。
果たして勝負の行方はどうなるのか。
結果は――、Sさんも健闘なされて、1-1の引き分けに終わりました。
ふるよに熱は遊戯会でも盛り上がって行きそうです。

さて筆者は、まだ時間もあるというこで、他の方と「ラブレター」をプレイします。
基本的に2枚の手札から1枚プレイし効果を適用するというシンプルなカードゲーム。
しかしこのゲームの怖いところは、瞬殺をくらってしまうところです。
カードにより、脱落する効果が複数あり、実際、まだ一巡目なのに次々と脱落していったり、相手の効果が刺さったりして、悶絶し合います。
軽くても油断ならないのがこのゲームの怖さです。

さて、今回も新規のご家族さんもお見えになりました。
お父さんと娘さんですが、ボードゲームに慣れ親しんでおられるようで、「人狼」のご経験もあるとか。
早速「カタン」の卓が立ち、娘さんは大人たちに立ち向かいます。
筆者もゲームの合間に覗いていましたが、娘さんは並み居る大人たちに負けず、9点のところまで得点を伸ばしていました。
勝利の瞬間は見ていませんでしたが、おそらく娘さんの勝利に終わったと思います。
お子さんでも大人に勝ててしまう実力主義。
ボードゲームは下克上やで!

「ごいた」の卓が立ちつつ、筆者はKさんのテストプレイに参加します。
ただ、まだ発売前の作品なのでシークレットということで内容は書けません。
シンプルであるけれど悩ましい、傑作の予感がするゲームだということをお伝えしときます。
このようにテストプレイも可能ですので、作品をブラッシュアップされたい方はご利用ください。

お次は「東京ハイウェイ」の卓が立ちました。
世界でも複雑と名高い東京首都高速がモチーフの2人用ボードゲーム。
ふるよにで決闘をしたお二人が再び対じします。
このゲームは、柱を構成する建材と、道路を構成する建材があります。
その2つを合わせて立体的に構築してゆくのですが、相手の道路を自分の道路がまたぐと、その自分の道路の上に車駒を置けます。
10個ある自分の車駒をすべて置けたら勝利というわけです。
複雑に構築されてゆくハイウェイをあたかねエッシャーの騙し絵のようでした。
最初はお二人とも順調でしたが、このゲームを持って来てくださったSKさんが道路を崩してしまいます。
そうなるとペナルティが発生し、落とした数だけ柱の建材を相手に渡さなければなりません。
そして崩した道路を元通りにしなければならないのです。
大量の建材を失ったSKさんが不利なのは一目瞭然でした。
このままSさんが逃げ切るのかと思われた時、Sさんも道路を破壊してしまったのです。
それによりSKさんも建材を取り戻します。
そしてそのまま息を吹き返したSKさんの勝利となりました。
ボードゲームは最後まで何が起こるか分からないのが熱いですね。

他の卓では、夏らしいカードゲーム「
HANABI」がプレイされてました。
これは協力ゲームで、団結して見事な花火の打ち上げを目指します。
果たして、花火は打ち上がったのかな?

次に筆者は「お邪魔者」の卓に参加しました。
これも正体隠匿系ですが、先ほどの娘さんのご要望でした。
やはり心理の読み合いに長けているのか(ゴクリ)。
3回ラウンド勝負中、筆者は2回ともお邪魔者。
正直お邪魔者として動き出すタイミングがいつなのかあまり分からず、1回目は何も邪魔せぬままに。
2回目はゴールカードを覗けたので、お邪魔者としての正体を明かし覚悟で邪魔に入ったものの、封印されたり、後一歩で通路破壊が間に合わなかったりして、勝てませんでした。
最後は普通の鉱夫。
3回目で皆さんもコツをつかみ、読み合い邪魔し合いが白熱します。
しかし普通の鉱夫と思っていた方が封印されていた時、お邪魔者であるはずのKさんがそれを助けるという展開が。
そこで筆者たちに混乱が発生。
誰を信じていいものか分からなくなりつつ、ゴールカード目前の通路も誰も所有していない状況で停滞します。
しかし最終的に、お邪魔者の工作を振り切ったAさんが通路を出し、劇的な勝利となりました。
やはり助けたのはブラフだったらしく、筆者は見事に悩まされましたね(^^;

卓にも「5枚キッレ」「バトルライン」「ドワスレ」「カルカソンヌ」「アクワイア」と立ち、会は賑やかさを増してゆきます。

筆者は次に「キャプテンダイス」に挑みました。
これは場に並んだ財宝カードをダイスで予約し、カードで戦闘をおこない獲得するというもの。
まず、みんなで一斉に手持ちの6個のダイスを振ります。
場の財宝カードには2つのダイス目が記されていて、それと同じダイスを置くことで予約出来るのです。
ただし、その予約された財宝カードが3列並ぶと、呼び鈴が鳴らされ終了。
次に戦闘フェイズに入ります。
戦闘フェイズではみんな同じ構成の手札から伏せて予約した自分の財宝カードに置きます。
そしてオープンするわけですが、戦闘カードにある数値の小さい順から発動しますので、何も出来ないまま財宝を奪われることもあるのです。
最初のダイスを振るフェイズでも、筆者は目を出すので必死で、手前の財宝カードしか見る余裕がなかったり。
スピード感あるアクション性と、戦略要素のある戦闘と、二度美味しいダイスゲームでした。

次に「コロレット」をプレイします。
これはプレイ人数分用意された横列に、山札から引いたカードを並べてゆくというものです。
もうひとつのアクションとして、山札から置く代わりに、場の列に並んでいるカードを取るというものがあります。
カードには7色のカメレオンが描かれていて、同色を集めれば高得点になります。
ただし、7枚以上集めると点数にならなかったり、最終的に点数になるのは3色まてで、余分なカードは逆に失点になってしまいます。
それぞれ自分に有利な色カードを集めたいのですが、置くのと取るのとは両立出来ないので、自分に有利な場札を奪われたり、自分が育てようとしている列にいらない色カードを置かれてしまったり。
あるいは早々にカードを獲得して降りたり。
ですがチキンハート過ぎても点数が稼げないので悩ましいところです。
ルールはシンプルですが、悩ましく楽しいカードゲームでした。

遊戯会も終盤にさしかかり、「ブラフ」「航海の時代」「ラミーキューブ」「ロッカレイル」の卓が立ちます。
ラミーキューブは、スマホのタイマーアプリを中央な置き、数ラウンドおこなわれていました。
その様は、なんだか麻雀のプレイ風景を思わせます。
ブラフも大人たちに混じり、娘さんが健闘していたようです。

また、ロッカレイルのカードデザインには感銘を受けました。
カードは六角形なのですが、表面に線が3本入っていて、まるでキューブのような立体感があるのです。
それは描かれている同じ色の線路(何には2色のもある)を繋げてゆくというシンプルなものですが、その立体感を生かし、カードを重ねるとまるで2階層になっているように見えるのです。
その立体感あるデザインと発想はすごいと思いました。
これで街建設的なものが出来るのではないかと夢想してしまいます。

さて、これにて今回の和歌山ボードゲーム遊戯会はお開きとなりました。
常連さんも新規さんもお久しぶりの方も、お暑い中来てくださりありがとうございました。
皆さん楽しんでいただけたようで何よりです。

また9月にありますので、よろしくお願いします。
「持って来たやりたいゲームばかりしてしまい申し訳なく」という方がおられましたが、やりたいゲームをするでいいと思います。
他の皆さんもそうですし、元々和歌山ボードゲーム遊戯会の目的のひとつに、所有しているけれどやれないというのを解消するというのもありますので、ご遠慮なくどうぞです☆

それではまた次回にお会いいたしましょう^^
以上のレポートは久しぶりのクサカでした!

次回開催日は、8月19日の土曜日の夜です。

時間は午後17時~21時頃までを予定。
延長の可能性アリ。

今回もスターティングゲームは、とくに決まっていません。
遊戯会に、「これがしたい!」というゲームをお持ちいただいても大丈夫です。
ボードゲームだけでなく、TCGでも、オリジナルゲームでもいいですよ^^

「ふるよに」の対戦を待ち望まれている方もいらっしゃいますのでぜひ!

あらかじめご連絡してくだされば、ブログにこんな卓が立ちますよ~という告知も出来ますのでご利用ください。

初回は無料。
2回目の参加からは、皆さまから会費として100円をいただきます。
会費はゲームの購入など、遊戯会の活動に当てられます。
小学生以下は無料です。

ゲームをお持ちくださいましても一律いただくことになりました。

見学だけでももちろんOK。
飛び込みも歓迎します。
中学生以下は保護者の同伴が必要です。

カテゴリー「基本事項」と「アクセスマップ」にお目通しをお願いします。
ご質問がありましたら、コメント欄にどうぞ。
良識を守り、みんなで大いに楽しみましょう!

ボ太郎b

梅雨明けが近づき、夏本番といった暑さのこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
7/15の土曜日、第30回を迎えた和歌山ボードゲーム開催されました。暑さの中でも、それに負けない熱いゲームが繰り広げられていましたよ!

私が最初に参加したのは『ドミニオン』。カードを買って自分のデッキを強化していくゲームです。
今回は代表の希望で「呪い」や「ポーション」という特徴的なカードを扱える「暗黒時代」「錬金術」からランダムにピックアップしたカードセットでの対戦となりました。
三人でのプレイでしたが、代表は希望通り「使い魔」で他人に呪いをばら撒き、筆者は「錬金術師」でひたすらドローを進め、もう一人のプレイヤーは「ゴーレム」でデッキをめくると、三者三様のゲーム展開に。残念ながら筆者は最下位となってしまいましたが、「錬金術師」コンボをするのはとても楽しかったです!
やはり、同じゲームでもプレイヤーが変われば感想も変わるものですね。ドミニオンというゲームの懐深さに触れられたような気がしました

二卓目は『キャッチ・ザ・ムーン』。
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雲の上の月を目指してハシゴをかけていくアクション要素の強いゲームですね。出来上がった月へのハシゴの芸術的構造も魅力です。
筆者は残念ながら最下位という結果でしたが、ドキドキ感が素晴らしい! 一見かかりそうにないハシゴが次々に架けられていくのは見ているだけでも楽しいものです。
ルール的には難しいゲームではないので、難しいルールを覚えるのが苦手な方にもオススメの一作です。

次のゲームは『イントリーゲ』。
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「友情破壊ゲーム」という触れ込みで始まったこのゲーム。それぞれに大学の経営者となって他プレイヤーの大学に職員を派遣し、最終的に最もお金を稼いだものが勝ちというゲームですが、賄賂あり裏切りありのシビアなゲームでもあります。
このゲームで特筆すべきはやはり交渉の面白さですね! 仲良くしたい相手には適度に優遇したり、いい関係を保ちつつも、ここぞというところでは裏切りも考えに入る。なるほど「友情破壊ゲーム」も看板だけではない、しかし、それこそが面白いゲームでもありました。また是非プレイしたい一作ですね。

四つ目のゲームは『キングドミノ』。
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プレイヤーはそれぞれ城の主となり、その城周辺の環境を調査することで自分の持っている土地にどれほどの価値があるのかを確かめていきます。めくられたタイルをどう配置するか? タイルを選ぶ順番をどうするか? 最終的にキレイな5×5に収まる領地を目指していきます。
希少だけど点の高い洞窟や、数は多いけれど点数は低い森など多種多様な領地が出来上がっていくのも楽しみの一つですね。
筆者は森をメインに集めて46点。一位の方が48点だったので一歩及ばずという結果でした。初プレイとしては健闘できたかな? タイルの出次第ではまったく違うゲームになるはずなので、またプレイしたい作品ですね。

次は『Bimbado』。
キャッチ・ザ・ムーンに似ていますが、こちらで積むのはハシゴという引っかかる場所の大きいものではなく、軽い木の棒。当然安定する置き方も難しく、同系統とはいっても全く別のプレイ感覚でした。
筆者は途中で積まれた山を全て崩してしまい、それをすべて引き取ることに……。当然、最下位になってしまいました。
リベンジしたいですが、どうもアクション要素があるゲームは不得手なので同じような結果になる気も……。

六ゲーム目は再度『ドミニオン』。
日本語版のプロモーションカードを全て採用した変わり種のサプライでのプレイとなりました。
「サウナ/アヴァント」のカードがとても強い! しっかりとパーツを買い集めたプレイヤーさんのデッキを引ききる戦術で大ハマリ! 猛威を振るって一位となりました。
筆者は「公使」を使ったデッキで金貨を買い集めるプレイをしましたが、惜しくも二位。「公使」はドローが進み序盤は強いのですが、後半になると金貨を落とされてしまい、大きな効果を得難い一面も。他にも色々と魅力的なプロモーションカードは多かったのでやってみたい戦術は多かったのですが、高速のゲーム展開についていけず採用できなかったカードも多かったのが残念です。
こういったとんでもないアクションカードの応酬も『ドミニオン』の醍醐味。現実でやるからこそ、どんどんとカードが場に出ていくのが面白い! 電子ゲームでは得難い快感ですね。
『ドミニオン』についてはまだやったことのない戦術や使ったことの無いカードが多数存在するので、もっと遊んでみたいですね。

最後のゲームは『インサイダー』。
「マスター」と「インサイダー」しか知らないお題を当てることに挑戦しつつ、「インサイダーが誰か」を推理するゲームです。考えることが多く、「インサイダー」を発見するのは至難の技でした。
単にお題にたどり着くだけでも大変なので、どういうプレイングをするべきか難しいですね。一般人役にしかなれなかったので、次やる機会には「インサイダー」または「マスター」役をやってみたいものです。

私が参加していなかった卓では『ドラゴンイヤー』『Dixit』『カルカソンヌ』『ダイスフォージ』などがプレイされていたようですよ!

初めての方も歓迎の和歌山ボードゲーム遊戯会。8月も定例通り第3土曜日に開催予定なので是非お越しくださいね

以上、前回に引き続き、Sさんが書いてくださいました-☆

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