梅雨明けが近づき、夏本番といった暑さのこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
7/15の土曜日、第30回を迎えた和歌山ボードゲーム開催されました。暑さの中でも、それに負けない熱いゲームが繰り広げられていましたよ!
私が最初に参加したのは『ドミニオン』。カードを買って自分のデッキを強化していくゲームです。
今回は代表の希望で「呪い」や「ポーション」という特徴的なカードを扱える「暗黒時代」「錬金術」からランダムにピックアップしたカードセットでの対戦となりました。
三人でのプレイでしたが、代表は希望通り「使い魔」で他人に呪いをばら撒き、筆者は「錬金術師」でひたすらドローを進め、もう一人のプレイヤーは「ゴーレム」でデッキをめくると、三者三様のゲーム展開に。残念ながら筆者は最下位となってしまいましたが、「錬金術師」コンボをするのはとても楽しかったです!
やはり、同じゲームでもプレイヤーが変われば感想も変わるものですね。ドミニオンというゲームの懐深さに触れられたような気がしました。
筆者は残念ながら最下位という結果でしたが、ドキドキ感が素晴らしい! 一見かかりそうにないハシゴが次々に架けられていくのは見ているだけでも楽しいものです。
ルール的には難しいゲームではないので、難しいルールを覚えるのが苦手な方にもオススメの一作です。
次のゲームは『イントリーゲ』。
「友情破壊ゲーム」という触れ込みで始まったこのゲーム。それぞれに大学の経営者となって他プレイヤーの大学に職員を派遣し、最終的に最もお金を稼いだものが勝ちというゲームですが、賄賂あり裏切りありのシビアなゲームでもあります。
「友情破壊ゲーム」という触れ込みで始まったこのゲーム。
このゲームで特筆すべきはやはり交渉の面白さですね! 仲良くしたい相手には適度に優遇したり、いい関係を保ちつつも、ここぞというところでは裏切りも考えに入る。なるほど「友情破壊ゲーム」も看板だけではない、しかし、それこそが面白いゲームでもありました。また是非プレイしたい一作ですね。
プレイヤーはそれぞれ城の主となり、その城周辺の環境を調査することで自分の持っている土地にどれほどの価値があるのかを確かめていきます。めくられたタイルをどう配置するか? タイルを選ぶ順番をどうするか? 最終的にキレイな5×5に収まる領地を目指していきます。
希少だけど点の高い洞窟や、数は多いけれど点数は低い森など多種多様な領地が出来上がっていくのも楽しみの一つですね。
筆者は森をメインに集めて46点。一位の方が48点だったので一歩及ばずという結果でした。初プレイとしては健闘できたかな? タイルの出次第ではまったく違うゲームになるはずなので、またプレイしたい作品ですね。
次は『Bimbado』。
キャッチ・ザ・ムーンに似ていますが、こちらで積むのはハシゴという引っかかる場所の大きいものではなく、軽い木の棒。当然安定する置き方も難しく、同系統とはいっても全く別のプレイ感覚でした。
筆者は途中で積まれた山を全て崩してしまい、それをすべて引き取ることに……。当然、最下位になってしまいました。
リベンジしたいですが、どうもアクション要素があるゲームは不得手なので同じような結果になる気も……。
六ゲーム目は再度『ドミニオン』。
日本語版のプロモーションカードを全て採用した変わり種のサプライでのプレイとなりました。
「サウナ/アヴァント」のカードがとても強い! しっかりとパーツを買い集めたプレイヤーさんのデッキを引ききる戦術で大ハマリ! 猛威を振るって一位となりました。
筆者は「公使」を使ったデッキで金貨を買い集めるプレイをしましたが、惜しくも二位。「公使」はドローが進み序盤は強いのですが、後半になると金貨を落とされてしまい、大きな効果を得難い一面も。他にも色々と魅力的なプロモーションカードは多かったのでやってみたい戦術は多かったのですが、高速のゲーム展開についていけず採用できなかったカードも多かったのが残念です。
こういったとんでもないアクションカードの応酬も『ドミニオン』の醍醐味。現実でやるからこそ、どんどんとカードが場に出ていくのが面白い! 電子ゲームでは得難い快感ですね。
『ドミニオン』についてはまだやったことのない戦術や使ったことの無いカードが多数存在するので、もっと遊んでみたいですね。
最後のゲームは『インサイダー』。
「マスター」と「インサイダー」しか知らないお題を当てることに挑戦しつつ、「インサイダーが誰か」を推理するゲームです。考えることが多く、「インサイダー」を発見するのは至難の技でした。
単にお題にたどり着くだけでも大変なので、どういうプレイングをするべきか難しいですね。一般人役にしかなれなかったので、次やる機会には「インサイダー」または「マスター」役をやってみたいものです。
私が参加していなかった卓では『ドラゴンイヤー』『Dixit』『カルカソンヌ』『ダイスフォージ』などがプレイされていたようですよ!
初めての方も歓迎の和歌山ボードゲーム遊戯会。8月も定例通り第3土曜日に開催予定なので是非お越しくださいね!
以上、前回に引き続き、Sさんが書いてくださいました-☆
以上、前回に引き続き、Sさんが書いてくださいました-☆