10月15日、第21回和歌山ボードゲーム遊戯会が催されました。

17時前から少し早めにゲームを開始。
ゴキブリポーカーで温めつつ、将棋で冷静さと情熱を高めました。

将棋に勝てて、「馬鹿」と貼られてそうなレッテルをはがすことに成功したでしょうか。
飲み込み悪くても、将棋はそこそこいけるのですよ( ゚Д゚)

そうこうしている内に、参加者さんが現れ――!!! 外人さん!?
なんと日本語ペラペラのアメリカ人の方が来てくださったのです!

そのSさんは、とりあえず見学ということで、Mさんをはじめとするいつものメンバーでゲームをすることに。

「パンデミック イベリア」。
世界ではなく、昔のイベリア半島を舞台とした、病原菌との闘争ゲームです。

今までプレイしていた通常のパンデミックでは何度も世界を滅ぼされて来ましたので、なんとか今回は勝利を収めようと奮起します。

このイベリアには、地域という概念があったり、鉄道を敷けたり、船で移動出来たりと新要素盛りだくさん。
勝ち気とテンションを上げつつ、病原菌を迎え撃ちます。

と思ったら、いきなり青のエリアがピンチ手前に。
ですがこちらも負けず、「看護婦」の封じ込め効果と「水の浄化」で耐え抜きます。

鉄道も半島を横断させ、「とりあえず水まき」を合い言葉にエピデミックに対抗。
しかし、山札が尽き始めこのままでは終わってしまうということに。

しかーし、山札が尽きる前にそれぞれの行動を考え抜いたことで――、山札が尽きてから(無い状態でドローしたら負け)渡ったMさんのターンですべてのウイルスの解明に成功したのです!
まさにギリギリの攻防でした( ゚Д゚)

こうしてイベリアに訪れた平穏。

と思いきや、先ほどのSさん、そして初参加の女性Nさんたちは、パンデミックカードゲームに興じていらっしゃいました。
パンデミックカードゲームは、ウイルス側となり世界を滅ぼさんとするもの。
やはり世界にはなかなかの平和は訪れないのが世の常なのでしょうか( ゚Д゚)

さて、筆者は次に「ベアヴァレー」をプレイします。
これはカードを配置してゆき、早くキャンプにたどり着けば勝ちというもの。

しかーし、タイトルが示す通り、ハリウッド映画さながらに、凶悪な熊が出没するのです。
アイテムや度胸や運でいかに迷わず襲われず到達できるか。

大ざっぱに言ってしまえば運ゲー。
もう一つ付け加えるならチキンレースでしょうか。

とにかくカードを繋げてキャンプ地を目指すものの、筆者はなかなか進まず。
その代わり、他の皆さんは順調に突き進んでいます。

結局、運にも見放され、熊による大惨事……にはならなかったものの、先にキャンプ地に到達され、なすすべなく負けてしまいました。

まぁ、そういうこともあるだろうと気分を変え、SさんNさんと一緒に遊戯会のゲームを物色。
Sさんがキャット&チョコレートとディクシットに興味を持たれ、Nさんもディクシット経験者でしたのでプレイすることに。
Sさんはボードゲームを活用して英語を教えられているそうで、今回のゲームもそれに応用できないかと思われたみたいです。

早速3人ディクシットを始めます。

語り部……親が自分の手札1枚のイラストから思いついた言葉を伝え、他のプレイヤーはそれぞれ「親の言った言葉に近しい」カードを2枚選びます。
それを親のカードを合わせた5枚にし、場に並べるのです。

そうして並べられた中から、親のカードは何か当てます。
当たったら得点。
ただし、親は1人にも当てられなかったり、逆にすべてのプレイヤーに当てられたら0点。

それを繰り返し、規定の点数に達したプレイヤーが勝利を収めます。

ルールは単純ですが、自分が親の時にどういう風に言ったものか悩み所。
当てられ過ぎてもダメ。
当てられなくてもダメ。

そういう状況で、Nさんは順調にポイントを稼ぎ、勝利を手にしました。

Sさんもディクシットはお気に召したようで良かったです。

さて、お次はキャット&チョコレート。
むしろ授業に採用するとなるとこっちが本命でしょう。

これはイベントカードに描かれた内容を手札のアイテムをこじつけて解決するというものです。
手札をいくつ使うかはイベントによって異なります。
しかも他のプレイヤーを納得させなければ得点にはなりません。

ですが、それがまた面白い。
解決方法をカードを出しながら説明するのですがねそれぞれのプレイヤーの個性が出て爆笑。
力押しだったり、大喜利のようだったり、突拍子もなかったり。

Sさんもツボにはまって大笑い。
これは良いパーティーゲーです。
そして、英語の授業でも生かせそうだと思いました。
こんな授業だったらきっと楽しいでしょうね。
ボードゲームは学習にも役に立つのです( ゚Д゚)

筆者が関わっていないゲームは書けませんでしたが、どの卓でも盛り上がっていたようです。
それに今回は、年齢性別だけでなく、人種も越えた交流が生まれました。

やはりボードゲームは素晴らしいですね。
ボードゲームは世界共通言語だ!